【トラウマについて】


何十年も昔だろ、普通忘れるだろ!
そんなのは気のせいだ、頑張れ!!
こわい?気合で何とかなるから!!

というような無理解な人たちの感覚はともかく、
何らかの被害や事故や災害等で、PTSDや複雑性PTSDにることがあり、何十年も影響がある可能性が少しずつ認知されるようになりました。



南スーダンPKO、派遣隊員の4%がPTSDの疑い 経過不良も 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASS7M3T02S7MPLBJ008M.html?msockid=2188094275776c90025e1e4874e76d18


総務省消防庁 惨事ストレスによるPTSD予防チェック
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/kento098_09_shiryo11_15.pdf




大学病院や大きな公的な病院、都道府県の精神保健福祉関連機関で対応できるところもあるようですが、実際にEMDRなどの専門的治療をしているところは少ないようです。
詳しくはご自身で調べたり、公的機関へと言い合わせを。


何らかの事故や被害の当事者会や支援団体での語り合いも、当事者の人生に良い何かがあるのを見聞きしてきた、という個人の感想です。

犯罪被害者支援団体でのたびたびの講義でも同様でした。

一方で、メンタル関連自助グループなどでは、体験したことを語りづらかったり、トラウマによる強い症状が出た際の対応は難しかったりします。
専門機関や専門の方のところが安全だと思います。

私の場合、中学生のうち1年ちょいの長さの被害と暴力や、クラスや大人の見て見ぬふりなどがあり、その後も影響から行動のおかしさがあり、人生でのトラブルや被害はありました。
30代後半に、金融機関で派遣業務していた折、よくフラッシュバックを起こしていました。
作業してるモニターは見ているが、20年まえの体験が今起きてる臨場感で再現される。
当時の屈辱や悲嘆や怒りも再生される。ついでに、最近や近年のことも再生されて苦しむ。
そんな状況でもキーを打つ手が固まろうとも、仕事はしなくてはいけないし、だれもPTSDについて知識も理解もないので(当時は医療者も)、仕事をするしかない、ということに。
運転中も起きていましたが、(そのころは)公的な支援も、専門医療もないので危険でも無理してでも働かないと、生活に困る。(似たような福祉のスキマは今もあります)
症状を隠す、平気にふるまうことは、そののちの予後を悪くするということを、体験や知り合う人たちの様子からわかっています。
安心できる場所で症状を出すこと、それも若いうちに。それから適切な治療や、安全な交流。そういったことで立ち直りが早くなるようです。
他の人が恐怖し、うんざりし、時に二次受傷するほどのきついこわい体験を、自分の話したいように充分話しつくすことも、当事者の回復に必要です。語り合うタイプのグループセラピーも効果があるようですね。

「そんなこと話すな」 「加害者も立場があるから」 「黙っていろ」
という対応は、当事者の苦しみを増大させて回復を妨げ、社会や人間への信頼を失わせ、長期にわたっての社会生活への支障と、行政単位へのソーシャルコスト負担にもなります。
私たちの無理解が、私たちの負担になります。
これは他の病気や障害も同様です。

私は人より瞬間の記憶力や状況認識力や長期保持能力が高いので、余計ひどいことになりました。
影響から、人の感情にも敏感になりました。